デベロッパワークスにIBM製JDK5.0の詳細が紹介されている。
著者はChris Baileyさん。
イギリスの方のようだ。
http://www-128.ibm.com/developerworks/java/library/j-ibmjava1.html
これが連載第1回のようで今後に期待が持てそうな内容である。
今回の内容で面白いのはIBM独自拡張の紹介。
Java言語拡張として次の3つを紹介している。
ORBに関しては私は興味がないのだが、IBMがRMI-IIOPの導入を誇りに思っているのがわかったのは面白かった。
複雑さが増した点において、レガシーと縁の無い人ににとっては利点がなかったのではないだろうか。
The IBM packages contain additional XML APIs not specified in the Java 5.0 specification, as well as the Xerces Native Interface and XML Schema API.
使うと便利なのだろうが、使ったらどうなるのか、使い方を見ないとよく判断できないと思う。
私はXMLには詳しくないので良くわからないが、JavaにおけるXMLの扱いは本当にわかりにくいと思う。非標準先行でその知識が広まっているうちにいつのまにか標準ライブラリに入っているが、誰も標準を使わないという感じだ。
セキュリティに関してはFIPSと呼ばれる米国標準準拠とハードウェアサポート等を含むようだ。これはこれで面白いと思う。
iKeymanと呼ばれる鍵と証明書の管理ツールが添付されるようだ。
(後で編集予定)