IBMの虎さんでNetbeansを動かすのは難しかった

成功していません.
諦めますのでどなたかチャレンジしてください.


問題は先日の-XX:PermSize=32mだけではなく,その次にXMLでひっかかりました.以下のエラーがでます.

An incompatible Xalan version has been detected on the IDE's classpath. The IDE cannot start. Please see http://wiki.java.net/bin/view/Netbeans/FaqXalanOnCP for more information.

問題の記事はこれのようです.

http://wiki.java.net/bin/view/Netbeans/FaqXalanOnCP

古いApacheXMLパーサにバグがあるらしく,バージョンチェックをして弾いているようですね.

そこのリンク先のApacheの記事がこれ.

[XALANJ-2219] Namespace of child element written incorrectly as root namespace - ASF JIRA

子供の要素のネームスペースが誤ってルートのネームスペースとして書かれる,ですか.よくわかりません.
JDK5.0では直っているが,以下のXalanでは間違うそうです.

Just using plain JDK 5.0 JAXP, I get the expected

This is true in Xalan 2.5.2, 2.6.0, 2.7.0, and dev builds (xalan-gump-24102005.jar).

さてなぜにJDK5.0であるIBMの虎さんでこのエラーがでるのでしょうか.
よくわかりませんが,SunのJDK5.0ではxmlのパーサはApacheの製品が使われているそうです.しかしそれを表に出さないため,JAXPのインタフェースを介してcom.sun.org.apacheをアクセスしているようです.

Oracle Technology Network for Java Developers | Oracle Technology Network | Oracle

ところがIBMの虎さんはcom.sunでなく,org.apacheにあるようですね.
libにあるjaxp.properties.sampleやxalan.properties,xerces.propertiesなどにアクセスについて詳しく書いてあるようです.
それで場所が違うせいか,本当にバージョンが違うせいかどちからでないかと思った訳です.
私はXMLには全然詳しくないので間違いがありましたらぜひお知らせ下さい.

上のincompatibilityを見ても,JavaXMLはしんどいですねぇ.
基本はJavaとして公開されているAPIのみ(java,javaxで始まるもの)を利用すれば良いとのことですが,最近はApacheを当たり前のように使っている雑誌記事等も多いのでつらいところです.
ここらの非互換性はApacheのせいといえばそう言えるかもしれないのですが,Javaの互換性はなっていないとまた騒ぐ人が出そうです.
早いうちにまとまって欲しいものです.


で,上記をなんとかごまかしました.
それでもまだダメでした.

Warning - could not install module JPDA Debugger API - This module requires jpda.jar to be accessible.
This file was not found. Usually this means you are trying to run the IDE with the JRE instead of the full JDK.
If so, please use the --jdkhome command line option to specify a JDK installation.

はい,おっしゃるとおりにJREを指定しておりました.
IBMの虎さんのEclipse同梱版ではJDKのほうにはjava.exeがないんです.
ですのでつい中のJREを指定しておりました.

ここらでギブアップしたいと思います.
後はNetbeansIBMの虎さんの組み合わせに惹かれるという方にお任せしたいと思います.