かなり面白い記事があったのでひさしぶりに。
http://japan.internet.com/busnews/20050902/6.html
この記事、信憑性を感じないのですが(笑
わかる人にはわかるのかもしれません。
いい点を突いているなと感じるのはサービスとソフトウェア部門では
利益が相反する点を突いていることでしょう。
その上でソフトウェアの終焉をついているのはなかなか面白い視点だと感じます。
昨今のSONYがわかりやすいですが、多事業を手がける巨大な会社というのは
身内が敵ということは多いと思います。
特にIBMのような巨大でソフトからハードまで、メインフレームからPCまで手がける
ような巨大企業ではそのとおりでしょう。
IBMはハードディスク事業部や、Thinkpad事業部を既に切り売りしています。
WebSphereに関しては最近のGluecode買収が良い引き金になるのではないでしょうか。
かつてVisualAgeForJavaがありながら、Eclipseに引き継いだように記事の中で
指摘されているWebSphereの消滅があり得るかもしれません。
IBMが巨大なJBossになってくれれば私もうれしいです。
しかしメインフレームで培った経験から、自社でフルに解析、サポートを
重視するIBMがオープンソースにならともかくOracleにDB市場を譲ることはまず
ないのではないでしょうか?
どこかの別記事で顧客が丸投げ志向になるに従い、企業アプリの中心である
DBメーカに全てを任せられたらそれが楽で一番良いという指摘があったのですが、
Oracleに全部まかせるという勇気ある企業は現れるのでしょうか。
Oracleさんが買収した企業と技術と人材を使いこなせるのか注目です。
全然別件なのですが、OracleさんはDBのライセンスを1コアあたり0.75CPU換算に
するとのことで、相変わらず独占分野は強気です。
その企業に丸投げするなんて怖くないですか?(笑
IBMはx86だけ、1チップ1ライセンスにするそうで、こちらもまた限定的戦略で笑えます。
競争があるのはいいですよね。
最終的にMSSQLServerが全て取るというような悲観的な未来も見えますが、
OralceとIBMにはこれからも頑張っていただきたいものです。