ちょっと古い記事だが
A Second Look At Java 6 Performance: BEA Still In The Lead
Oracle Fusion Middleware
つい先日の6u2リリースではSunがSPECjbb2005の世界新記録を主張していたのでBEAの申請が登録されればまた新記録更新ということなのだろう。
コメント欄が非常に充実していて面白い。今度のSunの6u2のJITがIntelのSIMD命令に対応したことや、それがSunとIntelの提携によるSun製Intelサーバのためなことなどが細かに記述されている。
このようにJavaはベンダやバージョンで全然性能が違うので、一概にJavaは遅いとか言っている人を見かけたらその人の知識を疑ったほうが良い。
JavaSE6もJavaEE5も出せていないIBMはどうするのだろう。いつもどおりにJavaEE6までJavaSE6は必要ないという理屈*1だと後数年かかるのだろうか？
そのときまでどれほどパフォーマンスに差がでるのかは興味深い。どこかでまた検証されると面白そうだ。ちなみにIBM製JavaSE6のEA版は結構速いとの噂だが出ていないものは評価できない。
IBMとSunが提携してSystemX(Intelサーバ）にSolarisを付けて販売するようなニュースが流れていた。Solarisを入れればSolarisのサポート範囲でSunのJavaSE6u2が使えたりするのだろうか？ちょっと期待してしまいそうだ。
*1:ただしWAS6.1はJ2EE1.4にしか対応していないがJavaSE5が使用可能
