IBMの虎をインストールしてみた

minghai2006-04-02

追記:次の日に訂正を入れました。http://d.hatena.ne.jp/minghai/20060403/p1

先日書いたBIOSチェックつきIBMWindows用のTigerをインストールしてみた。*1

対象は2つ。

  1. Thinkpad
  2. 自作

Thinkpadでは当然うまくインストールできた。
インストール中にSystem VMとしてインストールするかと聞いてくるので、既にSunのJDKを入れているためNoと答えた。
その次にIEFireFoxプラグインを利用するかと聞いてくる。こちらもSunで問題がないのでNoと答える。*2

ファイルが目的ディレクトリ以外にインストールされたのかは確認できなかったが、レジストリActiveX関連で1つ登録されたようだ。

インストール後ディレクトリを確認すると本当にJREしかない。
バージョン表記は次のとおりだ。

java version "1.5.0"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build pwi32devifx-20060124)
IBM J9 VM (build 2.3, J2RE 1.5.0 IBM J9 2.3 Windows XP x86-32 j9vmwi3223ifx-2006
0124 (JIT enabled)
J9VM - 20051027_03723_lHdSMR
JIT  - 20051027_1437_r8
GC   - 20051020_AA)
JCL  - 20060120

JVMにはFIXが当てられていてそれが2006年1月24日ということ。
気になるのは表記が1.5.0であること。
既にSunの虎は1.5.0_6であること。
デバッグが全て反映されているのか気になるのだが、確認方法が思いつかない。


インストール後、Eclipse3.1.2をこのJREにて起動してみた。
方法はPATHの先頭にこのJREを指定して、Eclipse.exeを起動。
ヘルプのAboutからさらにConfiguration DetailsにてIBMの虎のjavawになっていることを確認。
特に問題なく起動できた。速さも体感的には変わりがない。


さて問題の白物自作機にインストールを開始する。
当たり前だが蹴られた。
横の画像がその警告である。

This is non IBM system,cannot continue Installation.

と書いてある。
日本語のインストーラが突然英語になるのもおかしいが、左上にダイアログのタイトルを訳し忘れている(?)のもおかしい。*3


さて、Thinkpadから白物にインストール済みのJREをコピーしてみる。
なんら問題なく起動した。
本当にありがとうございました。


なぜIBMがこのようにIBM製品だけにしかインストールできないようにしたのかわからない。
謎はつきない。
自作機からは削除した。

*1:FireFoxでダウンロードができなかった。IE利用のタブブラウザで落とした。

*2:ここでなぜかチェックボックスをオフにできない問題発生。他のウィンドウで消すと表記が初めて変わった。個人環境のせいかもしれない。

*3:"Your title here"と書いてある