週末にtheserverside.comで面白いスレッドが盛り上がっていたようだ。
BEA adds support to Weblogic for Spring
このコメントが現時点で96に達しているスレッドはタイトルのとおり、BEAがWebLogicにてSpringサポートを正式に行うというものらしい。
それ自体は以前から発表されていたのだが、オープンソースフレームワークが商用のアプリケーションサーバにてサポートされるという素晴らしい話だ。
で、このスレッドの面白い点はSpringのRod Jonson、JBossのBill Burke、そしてJBoss社員であり、Hibernate作者のGavin Kingが書き込んでいることだろう。
JBossのBillさんはとてもヤンチャな人で発言が非常に攻撃的だ。
その分、まわりの反応も非常に批判的である。
JBossは広報を作って彼を黙らせるべきだという意見まで出た。
対して、SpringのRodとGavinはとても紳士だ。特にRodはとても多くの返信を書いているが、Springに好意的でも、批判的でもとてもGentleに受け答えしている。
特にJBoss社員がAnnotationに関してEJB3の優位さを訴えた点に関しても、冷静さを失わない回答にはほれぼれする。
最近、HibernateとSpringの仲が悪いという噂を良く聞くけれど、原因はほとんどJBoss側だろう。Billさん一人のせいかもれしれない。(笑
でもGavinとRodを見ている限り、彼らが仲が悪いとは思えない。
今回、大きな収穫だったのはRodがAnnotationに対してまだ懐疑的、かつ冷静であり、正式なリリースが出たらSpringでも対応するという発言があったこと。
そしてさらに思いもしなかった収穫があった。
なんとIBMからJDK5.0がリリースされたというのだ。
それはなんてんことはない、署名欄のブログをつい見に行ってしまったときのこと。
なんとi Series用のJDK5.0が公開されたという情報が偶然あったのである。
なぜ広報されないのか、なぜiだけなのかさっぱりわからない。
でもこれは非常にめでたいニュースだ。