The little book on CoffeeScript : 全訳公開

何とか1年の間を空けずに更新することができました(笑


O'reillyから発売している洋本の"The Little book on CoffeeScript"は著者のAlex MacCawさんにより、OSSとしてgithub上に全文が公開されています。

The Little Book on CoffeeScript: The JavaScript Developer's Guide to Building Better Web Apps

The Little Book on CoffeeScript: The JavaScript Developer's Guide to Building Better Web Apps

こちらで全文公開中。
The Little Book on CoffeeScript


タイトルが"CoffeeScriptの小さな本"である通り、この本はとても小さな本で翻訳する気になったらできるんじゃないかとその気になりました。


で、実際にやってみたらできちゃいました。こちらにて公開しています。
翻訳


オリジナルと同じくGitHubのpagesを使っています。またオリジナルと同じくmarkdownを使って書いていますのでGitHubMarkdown表示でも読むことができます。こちらのほうが読み易い気がするのですが、HTML版は動的にドキュメント内のCoffeeScriptJavaScriptコンパイルして表示する機能が付いています。両者を試してみて下さい。
MDで読む


誤訳等ありましたらぜひお知らせ下さいませ。

与太話

今回、MDの文法は知らず、またオリジナルの著者様はRubyに強いようでMDからHTMLへの変換はRubyRakefileにて記述されていましたがそれも知りませんでした。10年前にRubyを触っていらい、ほぼ触ったことの無かった私です。結構、苦労しました。オリジナルのほうもindex.htmlはビルド後にファイルを直接編集されていたようでリビルドしたらindex.htmlが壊れてしまったりして大変でした(笑


MDの編集はvimでやりました。なぜかメニューからシンタックスを指定しないとうまくハイライトしてくれないのですが、まだまだvimがわかっていません。それでも最近はrictyにフォントを変えたり、vundleを入れてCoffeeScriptプラグインも入れて実に楽しくなってきました。もうEclipseに戻りたくないです。


rakeはバージョンの縛りがきついようで、Ruby1.9を入れてbundleから入れ直してやっとビルドができました。実はbundleは以前にCoffeeScriptをguardから実行するという記事を読んでいたので記事のとおりには実行していた経験がありました。本の中にはRailsの話も多いのですが、世の中は本当にRubyが浸透してきているのですね。


GitHubpagesリポジトリの名前がコンベンションとして決まっているのですが、fork元にそのブランチが入っている場合にはこちら側ではpagesが有効になりません。しょうがないのでpagesの記述に従い一回gh-pagesのブランチを全部消してしまったら、masterからgh-pagesで全部消したというのがcommitに残ってしまい慌てました。オリジナルはmasterのMDやHTMLをそのままgh-pagesにマージして利用しているためです。結局他のブランチからコピーして突っ込んだのですがgitは賢いので何となくうまく行っているようです。良くわかっていません(笑
とにかく、現在の私のリポジトリではgh-pagesが全てで、マスターはもう用済みですw


さて、CoffeeScriptは何とかわかったのでいい加減何か書きたいですね。